寒天印象材の使い方
寒天印象材の準備方法
ハイドロシリンジタイプ使用方法
https://youtu.be/R3Kzkj2PPQM
オム二カートリッジタイプ使用方法
https://youtu.be/bSj1PYuVjN8
カートリッジ詰め替え使用方法
https://youtu.be/wpC5oiX42CE
寒天印象材の温度特性
【ゾルの温度特性】
- ゾルは、微粒子が液体媒体に均一に分散している状態であり、液体のような性質を示します。
- ゾルの温度が変化すると、微粒子と溶媒の相互作用が変化し、ゾルの物理的特性に影響を与えます。
- 一般的に、ゾルの温度が上昇すると、微粒子の運動エネルギーが増加し、溶媒中での分散がより均一になります。
- 一部のゾルは、温度が上昇すると安定性が低下し、微粒子が凝集し液体となり流動性を持ちます。
【ゲルの温度特性】
- ゲルは、液体と固体の中間的な性質を持ちます。
- ゲルの温度が変化すると、ゲルの構造が変化し、物理的特性が変化します。
- 一般的に、温度が上昇すると、ゲルの構造が弱まり、流動性が増加します。
2つの特性を活かし印象材として様々な用途に使用されております。
利点と欠点
【利点】
- 経済的で操作が簡単
- 寸法の精度は他の印象材(シリコン)と同程度
- 硬化時間が短い
- 流動性が良い
- 親水性が良い
- アルジネートとの接着性が良い
- 石膏模型の分離が良い
- 強度が強すぎない為アンダーカット部はちぎれてしまう
【欠点】
- 強度、弾力がシリコン印象材に比べて低い
- 時間と共に離水し、収縮変形を生じる
- 支台歯辺縁の唾液、血液の排除